吉川中央ロータリークラブ(小林政夫会長)は17日、社会奉仕事業として、吉川市川野の子ども食堂「よつば食堂」(生活介護事業所よりみち内)にビルトインIHコンロ(約4万5000円相当)を寄贈した。市内の子ども食堂への寄贈は5年連続。「よつば食堂」へは初めて。
寄贈式では小林会長(75)が同食堂の大村仁也代表(39)に目録を手渡した。大村代表は「うちの食堂は出来たて、熱々のおいしい食事を提供するのがモットーで、揚げ物をメニューのメインにしています。長年使ってコンロが壊れてしまったので、寄贈は大変うれしい」と感謝の言葉を述べた。
小林会長は「コロナ禍もあり、経済的に大変な方も多い。よつば食堂は、支援を必要とされる方々のために頑張っている。少しでも応援できればと贈りました」と話していた。
同食堂は、2019年8月に生活介護事業所「よりみち」内にオープンした。毎週金曜日午後4時から7時まで無料で夕食を提供している。毎回30~50人程度が利用しているという。大村代表を含めて5人がボランティアで運営している。
吉川中央RC、「よつば食堂」にIHコンロ贈る