吉川市は10月27日、｢よしかわ若者会議｣のメンバーをはじめとする吉川市民や市内の事業者らと協働して、同市上内川の市民農園で初のデイキャンプイベント｢よしかわキャンプｆｅｓ｣を開催した。市民農園を通じて旭地区の魅力を発信し、地域の活性化を図るのが目的で、この日は1600人が来場した。
出展事業者によるビギナー向けのキャンプ体験では、テント張り、ピザ焼き、まき割り体験などが行われた。また、デイキャンプを自由に楽しめる区画が設けられ、キャンプ気分を味わった。そのほか、アウトドアブランドによるテントなどの展示や各団体によるステージイベントで、盛り上がりを見せた。
日没後は、たき火を囲んで座り、気ままな時間を過ごす｢チェアリング｣を行い、来場者は日常とは違うゆったりした時間を過ごしていた。｢吉川市にこんなすてきな場所があるとは思わなかった｣｢いろいろなキャンプ体験ができてよかった｣｢たき火がきれいだった｣などという声が上がっていた。
同市農政課の森保美課長は｢初めての試みでこれだけ多くの方に来場いただき、楽しんでもらえてうれしい｣とイベントの成功を喜んでいた。