吉川市

吉川/吉川の小中学校にバスケのボール

地元企業と協賛越谷 アルファーズが寄贈

吉川市役所で行われたバ
スケットボールの寄贈式
吉川市役所で行われたバスケットボールの寄贈式

 プロバスケットボールBリーグの「越谷アルファーズ」は6月18 日、吉川中央ロータリークラブ(金宮文化会長)とヨシケイ東埼玉(前川将樹社長)の協賛の下、吉川市立小学校と同市立中学校にバスケットボール各8個を寄贈した。吉川市役所で行われた贈呈式で、ボールを受け取った同市教育委員会の戸張利恵教育長は「感謝の気持ちでいっぱい」と謝辞を述べた。
 アルファーズのボール寄贈は、越谷市、春日部市、松伏町、さいたま市に続き5件目。昨年から地元のパートナー企業に、ボールに社名を入れて小中学校へ寄贈しようと呼びかけてきた。「子どもたちにバスケをやってみたいと思わせたい。地元企業の名前を見て、記憶に残るといい」とアルファーズの秋田建さんは始めたきっかけを話す。
 協賛した金宮会長は「パブリック・リレーションを今後もしていきたい」と述べ、地元への貢献を続けていく考えを強調。前田社長は「仕事で地域にお世話になっているから協力を決めた」と話した。
 贈られたのは、小学生は5号球、中学女子以上は6号球、中学男子以上は7号球。「学校が予算を組めない分野で協力できればと思った」とアルファーズはいう。今後もパートナー企業の協賛を得てボール寄贈を広げていく予定で、「上尾市までは広げたい」としている。