吉川市

吉川/西武OBと楽しく野球

吉川で親子向け教室

ティーバッティングを教わる参加者
ティーバッティングを教わる参加者

 吉川市美南5丁目の児童館ワンダーランド(千葉敏樹館長)で8日、市内在住の小学1~3年生と保護者を対象にした「親子向け野球体験教室」が行われた。
 同市と西武ライオンズは昨年3月、「連携協力に関する基本協定」を締結。児童館が初めて協定に基づき、プロ野球選手OB(現ライオンズベースボールアカデミーコーチ)を講師に迎えて開いた。コーチらは、ボールの握り方、投げ方、ティーバッティングを指導し、ミニゲームなど親子で野球に触れ合う楽しいひと時を作った。
 母親と一緒に参加した今牧睦君(6)は「打つのが楽しかった。野球選手になりたい」と目を輝かせた。父親の柴田繁さん(44)と一緒に参加した慶輝君(7)は「投げるのが楽しい」とニッコリ。母親の祥子さん(38)は「自分からやりたいと言ってきた。野球はやる場所があまりない。こういう機会があるとありがたい」と、バットを振る子どもの姿をうれしそうに眺めていた。
 今回は、23組46人の親子が野球を楽しんだ。うれしそうに笑う声を聞いて千葉館長は「好評だったので来年もぜひやりたい」と話していた。