吉川市

吉川/脳を活性 健康長寿に

脳活ドリル第3弾

脳活ドリルを長寿支援課が紹介
脳活ドリルを長寿支援課が紹介

 吉川市が作成・発行しているオリジナル脳活問題集「吉川市脳活ドリル」第3弾が1日から、市役所や公共施設のほか、高齢福祉に関する事業の際に配布されている。A4判、20ページ、フルカラーで、発行部数は1万部。
 同市はコロナ禍で市民が自粛生活を強いられた際、健康状態悪化の懸念から、脳の活性化で健康増進を図ってもらおうと、脳活ドリル作成を企画。一昨年2月に第1弾、昨年3月に第2弾を発行した。
 内容は、吉川を題材にした迷路、間違い探し、クロスワードなど全11種類の問題集。配布開始半年でなくなるほどの人気で、制作を担当した長寿支援課には、「まだある?」「次はまだ出ないの?」などの問い合わせが後を絶たない。
 今回は前作に続き、同市在住の「迷路クリエイター」吉川めいろさん=本名・小沢裕心=による迷路2問、県立吉川美南高校の生徒たちが手がけた迷路や間違い探し、脳内パズルのほか、市内のグループホームの職員からも協力を得て高齢者に人気の問題を作成した。
 「健康で長寿な人に共通するのは、日頃から頭や指先を使うこと、常に脳が活性化されていること。本作も、皆さんの健康長寿、ご家族との幸せな時間の役に立てれば」と同課の山口剛介課長は話している。