内閣府が主催した「令和4年度『家族の日』写真コンクール」で、八潮市伊勢野の星野茂樹さん(38)が内閣府特命担当大臣賞の「優秀賞」を受賞した。
同コンクールは内閣府が2007年から主催。11月の第3日曜を「家族の日」とし、その前後1週間を「家族の週間」と定めているのにちなんでいる。
「家族の絆」「地域の絆」の2テーマに分けて募集、星野さんは「家族の絆」部門に応募した。
星野さんの作品は昨年夏、北海道北竜町で行われた「ひまわりまつり」のひまわり畑で、親子3人で撮影した写真。作品名は「うたの魔法でニッコニコ」。昨年、同賞を受賞した八潮市の「さら助産院」スタッフからコンクールの話を聞き、応募した。
「娘は機嫌が悪かったが、夫婦2人で歌い、娘の機嫌が直る最中に撮影した1枚。夫婦で話し合い、自然な感じで撮れていたのでこの写真に決めた。まさか受賞するとは思わなかった」と星野さん。「今後も家族と大切な時間を過ごしながら、子育てを続けたい」と笑顔を見せた。
同コンクールには全国から1429点の応募があり、テーマごとに最優秀賞が1点、優秀賞が5点ずつ選ばれている。