八潮市はこのほど、原油価格や食料品などの物価高騰による市民や事業者らへの影響軽減のため、水道料金を減免すると発表した。
対象者は官公署などを除く約4万6500件で水道料金の「基本料金」を全額減免する。対象範囲は8月から11月検針分。給水管の口径により、基本料金は、1か月880円(口径13㍉)~5610円(同75㍉)と異なっており、一般家庭用の給水管は20㍉が主流という。
主に市内北部地区の人が8月(6、7月分)と10月(8、9月分)の検針分、市内南部地区の人が9月(7、8月分)と11月(9、10月分)の、それぞれ4か月分の検針が対象。財源は「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用する。総額は約2億2700万円。
8月25日発行の「水道だより」、9月10日発行の「広報やしお9月号」に詳細が記載されている。この減免に伴う申請手続きは不要という。
八潮市・コロナ支援 水道基本料金を減免