「八潮明るい社会づくり運動協議会」(大久保龍雄会長)は12日、八潮市商工会館で総会を開き、市内で活動する14団体に助成金を贈った。
助成金が贈られたのは、市内の5中学校で、「いのちの授業」を実施している「小中学校校長会」のほか、青少年の育成、障害者や介護が必要な人を応援する団体など計14団体。
同協議会は1994年に設立し、奉仕活動や社会活動などをしている団体に毎年、助成金を贈っている。
コロナ禍のため3年ぶりの開催となった総会で、大久保会長(70)は、「私たちのしていることは、大海の一滴に過ぎないが、これをやめれば、大海は一滴分小さくなる」と、マザー・テレサの言葉を引用し、「会員減少で厳しいが、義務感・使命感を再確認し、地域のための活動を継続していく」と力強く述べた。