八潮市中央の市立八幡図書館・公民館が1日、大規模改修工事を終え、リニューアルオープンした。
改修されたのは、外壁や屋上、電気設備、給排水設備、空調、トイレ、照明など。また、1階の図書館には書架や掲示板、2階の公民館には吸音パネルなどが新設された。
先月26日には、リニューアルオープンに先駆け、工事完成と愛称の決定を記念した記念式典と、内覧会が同館2階で行われ、大山忍市長ら約40人が出席した。
施設の名称は、同市立八條中学校2年(当時1年)の鈴木愛さん(13)が考案した「りらーと八幡」に決定した。また、同様の機能を持つ、市立八條図書館・公民館の愛称も「りらーと八條」となった。
名称募集に応募された延べ94件の中から選ばれた鈴木さんによると、「りらーと」は、「read(読む)、learn(学ぶ)、together(一緒に)の頭文字を取った造語」とし、「この『りらーと』の意味に共感してもらえたら」と喜んでいた。
大山市長は「多世代、多様なコミュニケーションの場として施設を活用してもらいたい」と話した。