八潮市の新年度当初予算案は、一般会計が過去最高の377億8000万円で、前年度当初比17・7%増。国保、介護保険などの特別会計、水道などの企業会計を含めた総額は679億4844万円で、同比14・1%増となった。
主な事業は、2024年1月の開庁を目指し、新庁舎の整備を行う「新庁舎の整備」事業に33億72万円。
TX(つくばエクスプレス)八潮駅周辺の住環境整備により、南部地区の児童数増が見込まれるため、新設小学校の整備に取り組む「新設小学校の整備」事業に15億667万円。小中学校の体育館に空調設備を設置(2022年度は潮止小、八潮中、大原中の3校)し、良好な環境を整備する「小中学校体育館への空調整備の導入」事業に1億4798万円。安全安心で持続可能な学校給食のあり方について総合的に整理し、専門家の助言のもと学校給食の将来構想「八潮市学校給食ビジョン」を策定する「学校給食ビジョンの策定」事業に784万円。
産後の母親の身体的回復と心理的安定を促進し、母子とその家族が健やかな育児ができるよう助産師などの専門職による支援を行う産後ケアを実施する「産後ケア事業等の実施」事業に837万円。
子どもの弱視を早期に発見し、適切な治療につなげるため、3歳児健診における視覚検査の精度を向上させる「3歳児検診における視覚検査(屈折検査)の実施」事業に138万円など。
八潮市新年度当初予算案・新庁舎整備に33億円など