八潮市大瀬の子育て応援助産院「さら助産院」を運営する助産師、直井亜紀さん(51)がこのほど、「マンガでわかる 思春期のわが子と話したい性のこと」(四六判2色カラー、192㌻)を出版した。
「大人の 体への変化」や「性の悩み」、「自分と相手との関係」など、思春期の悩みを抱えた子どもの親たちに向けた“指南書”と言える一冊。自身の経験などを元に、それぞれの課題についてマンガと文章で読みやすく解説している。
直井さんは「性教育というと、避妊や性交、性感染症などのイメージが強く、新規に伝えようとするとハードルが高い」としながら、「性、命、ジェンダー、防犯、人権―これら全てが性教育。書き足りない部分もあるが、両親と子どもが共に尊重し合えるための参考書として活用してもらえれば」と話している。
「マンガ~」は新星出版社刊で、価格は1430円。
「マンガでわかる思春期」出版