珍しい漢字を使う地域とそこに暮らす人々の生活、風土について一緒に考える「第7回方言漢字サミット―社会をつなぐ文字文化―」が11月23日(土・祝)午後2時30分から5時まで、八潮市の八潮メセナ・アネックス(TX「八潮」駅北口駅前)で開かれる。同市の「垳(がけ)」、茨城県に多い「圷(あくつ)」などの「方言漢字」をテーマに据えた全国唯一の会として、年々多くの参加者を集めている。
内容は、早稲田大学の笹原宏之教授による基調報告「『方言漢字事典』の重版を受けて」、本紙連載「一字千金 『方言漢字』の世界」の著者で、同サミットを主催する「八潮の地名から学ぶ会」の事務局長・昼間良次氏による報告「方言漢字『垳』と『塙(はなわ)』の地域性を考える」(いずれも仮題)など。ほかに、本庄市「塙」の取り組み、「方言漢字ウォーキング大会」の報告、方言漢字に関する地域伝承や故郷自慢などが行われる。
参加無料・入場自由だが、会場費や資料代としてカンパ制。
<問い合わせ>八潮の地名から学ぶ会☎090・4389・4895。
八潮/方言漢字を語ろう 23日に「サミット」