「八潮市防火安全協会」(大月正雄会長)は8日、創立20 周年を記念し、八潮市と草加八潮消防局(冨田忠彦局長)に防災用品を寄贈した。寄贈したのは、同市に発電機1台と防災用トランシーバー6台、草加八潮消防局にオゾンガス発生装置1台と防災用テント2張りの計10点。
同協会は1957年7月、危険物の安全管理と事故防止を目的に旧越谷町、吉川町、松伏町、三郷村、八潮村が組織する「越谷・吉川地区危険物安全協会」として発足。その後、2001年5月には、「八潮市危険物安全協会」と「八潮市防火協会」が統合し、現在の同協会となった。
同日、八潮市役所で行われた贈呈式で、大月会長は「多様化、大規模化する災害と新型コロナウイルスに対し、最前線で活躍する方々に防災用品を寄贈することで、地域住民の手助けになると思う」と話した。
これに対し、大山忍市長は「昨今の災害は複雑多岐で大規模化している。地域住民の防災組織である協会の役割はますます重要になる」と謝辞を述べた。