八潮市

八潮/災害廃棄物処理産廃業者と協定

 八潮市は2日、建材などの産業廃棄物の運搬や処分などを行う吉川市小松川の中間処理・リサイクル業「新和環境」(梁川哲社長、本社・東京都新宿区)と「災害時における応急対策活動の協力に関する協定」を締結した。

協定を締結した「新和環境」の梁川社長(右)と大山市長


 これにより市は、大規模災害が発生した際、迅速な復旧・復興を行うため、道路の障害物などの撤去に必要な重機や人員を派遣してもらい、災害廃棄物の除去など応急対策活動を円滑に進めることができるようになる。

同社員らも交えて記念撮影


 市役所で行われた締結式で、梁川社長は「有事の際の応援要請には迅速に対応したい」と強調。大山忍市長は「建物や橋が倒壊、崩落すると救急車も通行できず、支援物資も届かない」とし、「リスクが高まる中での備えや対応の一助を担っていただけてありがたい」と感謝を伝えた。

 同社は吉川市内に「埼玉リサイクルセンター」を保有している。