TX(つくばエクスプレス)を運営する首都圏新都市鉄道は1月25日、ダイヤ改正を3月16日に実施すると発表した。
新ダイヤでは、八潮駅に新たに快速列車が平日43本、休日63本が停車するほか、平日朝のラッシュ時間帯に八潮駅始発秋葉原行きの上り普通列車が2本増発。混雑ピーク時の1時間当たりの上り列車本数が25本になり、普通、区間快速、通勤快速、快速の全ての種類の列車が停車することになる。
現在、快速列車の停車駅は秋葉原~北千住までの各駅と、南流山、流山おおたかの森、守谷、つくばだが、ダイヤ改正後は快速列車が初めて県内の駅に停車することになる。
これを受け、大野元裕県知事は「TXが県民にとってさらに便利に快適に利用できるのは大変喜ばしい。県では沿線市とともに、つくばエクスプレス沿線のまちづくりに積極的に取り組んでいく」とコメントを発表した。また、八潮市の大山忍市長は「八潮駅を利用する人々の利便性が向上することは喜ばしく、朝のラッシュ時間帯に八潮駅発の上り列車が2本増発することは混雑緩和にもつながる。市としても八潮駅を大きな軸としたまちづくりに取り組んでいく」と述べた。