“プロのカメラマンが教える魅力的な写真の撮り方講座”が9月23日、八潮市中央の八潮メセナで開かれ、23人がプロのカメラテクニックを学んだ。同市立八幡公民館が主催した。
昨年に続き2度目の開催。午前はスマートフォンやデジタルカメラを使った「インスタ映え写真を撮ろう」、午後は一眼レフカメラを使った「本格的な写真を撮ろう」という2部構成。
講師は、元ブライダルフォトグラファーで現在、地域情報サイト「八潮市ちゃんねる」を運営している恩田郁江さん(37)。
午後の講座では、八潮メセナ1階ロビーにある「ヨハン・シュトライウス像」を受講者らがそれぞれ撮影し、恩田さんが、1枚ずつ取り上げながら、「自分で構図や光の方向性、雰囲気などの演出を考えて撮影しよう」と基礎を指導した。その後、受講者らは再度、同じ像を撮影して、一回目に撮影したものとの違いを確認した。
受講者らは「普段はオート撮影だったが、被写体が違うと設定も変える必要があると再認識した」などと感想を話していた。恩田さんは「被写体により設定などは変わる。カメラ好きではなく、写真を好きになってほしい」とアドバイスしていた。