この春、小学校に入学する新1年生の交通安全を願う「黄色いワッペン(交通安全ワッペン)」の寄贈式が7日、草加市役所で行われた。
「みずほ銀行草加支店」「損害保険ジャパン日本興亜越谷支社」「明治安田生命保険相互会社越谷支社」「第一生命保険埼玉東部支社」の4社によって、草加市内21校の計1756人の新1年生に「交通事故に気を付けて通学してもらおう」と贈られた。黄色いビニール製で、横断歩道の標識が印刷されている。
4社による黄色いワッペンの寄贈は今年で59年目。今回を含め延べ14万4767人に寄贈している。
寄贈式には、市内21校の新1年生を代表して、同市立栄小学校に入学する阿部真佳さん(6)、大口遥己君(同)、小林楓さん(同)、髙橋諒大君(同)、田中勝希君(同)、宮島由依さん(同)の6人が出席。山川百合子市長や贈呈4社の代表者らが児童の左肩にワッペンを取り付けた。
その後、4社を代表し、損害保険ジャパン日本興亜越谷支社の尾藤誠支社長が「交通事故に気をつけて登下校してください」と話すと、子どもたちは「はい」と返事した。
山川市長は「子どもたちの安全を見守っていただける地域の皆さまに感謝したい」と謝辞を述べた。