三郷市 草加市

草加市・三郷市/県トラック協会が防犯ブザー寄贈

 県トラック協会草加支部(加藤正道支部長)はこのほど、草加市内の新1年生を守ろうと、同市にトラック型の防犯ブザーを寄贈した。同協会の社会貢献事業の一環。

 防犯ブザーの寄贈は19年目。全新入学児童が対象で、今年度は1828個が寄贈された。防犯ブザーは市内の各小学校に配布され、新1年生に手渡された。

寄贈された「防犯ブザー」

 3月29日に行われた贈呈式で加藤支部長は、「朝礼でブザーの音が聞こえたら周囲の安全を確認するよう働きかけている」とし、「今回は電池を交換できるタイプ。小学校卒業まで使い続けてもらえれば」と話した。山本好一郎教育長は「子どもたちが笑顔で学校生活を送れるよう努めていく」と謝辞を述べた。

三郷市で行われた防犯ブザーの寄贈式の様子

 一方、同協会吉川支部(橋本龍太郎支部長)も三郷市内の全新1年生向けの防犯ブザーを同市に寄贈し、6日、感謝状贈呈式が三郷市役所で行われた。寄贈は18年目。
 市内の各小学校から1212人の新1年生に手渡された。贈呈式で橋本支部長は「防犯ブザーの使用について各小学校で指導してほしい」と強調。同支部の関田信光顧問は「登下校時などは常に防犯ブザーを携帯し、身の安全に気をつけてもらいたい」と述べた。
 木津雅晟市長は「防犯ブザー身に付けているだけで安心材料の一つになる」と謝辞を述べた。