草加ライオンズクラブ(押田秀樹会長)は2月10日、小学生用のランドセル8個と中学生用のスリーウェーバッグやサブバッグなどの通学かばん24 個の計36個を草加市に寄贈した。
生活困窮している生活保護世帯の新入学児童・生徒たちに使ってもらい、元気に未来に羽ばたいてほしいと、1979年から毎年行っている。寄贈したランドセルや通学かばんは今回の分を含め、44年間で計924個となった。
山川百合子市長は「心待ちにしている子どもたちにランドセルや通学かばんを届け、皆さまとともに子どもたちの成長を見守っていきたい。子どもたちの学びを後押ししていただき、ありがたい」と謝辞を述べた。
押田会長(59)は「クラブ内では友愛を高め、ボランティア精神を培ってきた。毎年、喜びの手紙をいただくが、涙が出るような温かい手紙も多く、活動の大きな励みとなっている」と笑顔を見せた。