草加警察署は9月13日、草加市と八潮市のシルバー人材センター(略称=SC)と、「高齢者を交通事故や犯罪被害から守る活動に関する協定」を締結した。
同署は情報を両SCと共有し、両SCはこれを基に会員の派遣先などで交通事故・犯罪防止について注意喚起する。また、路上を徘徊する高齢者を見かけた場
合に一時保護し、警察に通報できる。
両SCの会員は計約3000人(草加市約2400人、八潮市約570人)。会員は自転車で派遣先に向かうことが多く、交通事故防止が課題だ。
草加市SCの田口義一理事長、八潮市SC田中勉両理事長は「会員に向けてPRし、気づくきっかけを与えたい」と話した。
同署の會田雄一署長は「情報共有によって被害が1人でも減ってくれれば」と話した。