草加市立歴史民俗資料館は、12日から夏季企画展「草加といふ宿―『おくの細道』の舞台・草加―」を開催する。30、31日に2日間、30年ぶりに同市で開催される「奥の細道サミット」を記念したイベント。
企画展では、「増補行程記」(もりおか歴史文化館)、「おくのほそ道元禄版本」などの各種資料を展示し、おくのほそ道の最初の1日を解説する。また、開発過程などに不明な点が多い草加宿の成り立ちや発展の経過、草加松原の歴史などをひもとく。
合わせて、連続講座「そうか芭蕉塾」(全4回、17日、24日、8月7日、21日いずれも午後2時~4時)も開催する。講師は元東洋大学文学部教授の谷地快一さん。全回参加できる人対象。同資料館まで電話で申し込む。
企画展は9月4日まで。月曜休館(祝日は開館し、翌平日は休館)。
<問い合わせ>草加市立歴史民俗資料館☎048・922・0402。