草加市立歴史民俗資料館(同市住吉)はこのほど、「れきみんブックレット」シリーズの第2弾「そうかまつばらのはなし」を作成、来館者などに配布している。
ブックレット(A5判、33㌻、フルカラー)は、草加の歴史や文化財などを子ども向けに解説した小冊子で、漢字にはすべてふりがなが付いている。第1弾の『おくのほそ道』と草加」と同様、同館職員がパソコンを使って編集、印刷、製本まで手作りした。
第2弾では、旧日光街道整備で植えられた松並木の歴史を解説。国道改良事業や排ガスの影響で伐採の危機にあったことや、市民の保存運動で守られてきた経緯などをわかりやく解説している。
草加松原遊歩道にある記念碑や文学碑、周辺の文化・観光名所もマップで紹介している。
同資料館は「国指定名勝草加松原を散策する際のガイドブックに」という。
600部作成、同市文化会館や、お休み処「草加宿 芭蕉庵」、各小学校などにも配布している。
<問い合わせ>草加市立歴史民俗資料館☎922・0402。