草加市はこのほど、同市柿木地区産業団地にマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク草加」の開発をした物流施設投資・開発・運営会社「プロロジス」(山田御酒会長兼CEO、本社・東京千代田区)と「災害時等における施設の提供協力に関する協定」を締結した。
これにより同市は、災害発生時などに、車中泊避難者の受け入れ場所の駐車場を確保し、施設周辺の被害状況などの情報提供、施設内の売店や自動販売機、トイレなどの利用ができる。
同施設は屋上に約400台分の駐車場があるほか、非常用発電用燃料として地下に大型オイルタンクを設置し、最大約7日分の電力供給を可能にしている。また、貯水槽には30日分のトイレ用水を確保し、断水時にも入居企業の事業継続を支援することができる。