「草加ライオンズクラブ」(小林正俊会長)が10日、小学生用のランドセル5個と、中学生用のスリーウェーバッグやサブバッグなどの通学用かばん31個の計36個を草加市に寄贈した。
このランドセル寄贈は、生活が困窮している家庭の新入学の児童生徒らに使ってもらい、元気に未来に羽ばたいてほしい―と1979年から毎年行われて来た。同クラブがこれまで市に寄贈したランドセルや通学用かばんは、今回分と合わせ、43年間で計888個に上っている。
ランドセルや通学かばんを受け取った、浅井昌志市長は「生活が安定しない子どもたちを守るのも我々の責務。市の子どもたちに思いを寄せていただき、大変ありがたい」と謝辞を述べた。
小林会長(46)は「不遇な家庭環境で育った子どもにも平等で健康的に育ってもらいたい。喜びの手紙をもらえるのが、何よりの励み。今後も継続していく」と笑顔で話した。