草加商工会議所(野崎友義会頭)は1月20日、創立30周年の記念式典を実施した。
同商議所は1992年4月、バブル経済崩壊で経済活動が長期低迷する中、設立された。以降、市の総合経済団体として市内の中小企業や小規模事業者に寄り添う活動や、「草加商工会議所まつり」を開催するなど、地域活性化を図る活動を続けている。
2017年4月には「松原団地」駅を「獨協大学前<草加松原>」駅へ改名させたほか、昨年8月18日には全国初の新型コロナウイルスの「ワクチン接種確認証」を発行。同年11月3日には「草加商工会議所まつり」を2年ぶりに復活させなど、地域経済の活性化を実現してきた。
式典で浅井昌志・草加市長は「まちづくりに幅広い分野で貢献していただき、活力ある地域経済や雇用を支えていただいている」と祝辞を述べ、野崎会頭は「今後も会議所全員が一丸となって地域活性化に向けて取り組む」と決意を述べた。
同日は同会議所所属の事業所の「会員継続事業所」や「永年勤続優良従業員(勤続15年以上、30年以上)」の表彰、記念講演なども行われた。