草加市歴史民俗資料館でこのほど、「れきみん体験教室 和凧作り」が行われ、親子5組の11人が参加した。
講師は「幼い頃から近くの竹林の竹をナイフで加工して遊んでいた」という市内の芳賀義明さん(86)と同館職員。
2017年から続く人気の体験教室で、和凧の骨組みは、芳賀さんが加工したもの。その"竹骨"に参加者らは障子紙や紙テープなどを貼り合わせて和凧を完成させた。
約1時間かけて和凧が完成すると、親子らは早速、隣接の草加小学校で凧を揚げていた。
母親の優子さん(41)と一緒に初参加した、遠藤穂乃花さん(9)(清門小3年)は「初めての凧作りだったけど、上手くできてうれしかった」と喜んでいた。