草加市

草加/110番 適正利用呼びかけ 草加署

 草加警察署は1月12日、草加駅前のアコス広場で「110番の日」と「自転車安全利用日」のキャンペーンを実施した。

110 番通報の寸劇を披露する草加署員ら


 キャンペーンでは、交通事故を起こした人やひったくりにあった人が110番通報する寸劇を披露。通報時には①現在地を確認②現場から離れない③移動しながら通報しない④通報後も電源を切らないという四つのポイントが大切と強調した。さらに、ひったくりなど一瞬の間に犯人の性別や体格、おおよその年齢、服装や髪型などをしっかり覚えるのは難しいことを伝えた。


 最後に「110番は現場に駆け付けるための緊急通報。悩みや心配事など緊急時以外は警察相談ダイヤル「♯9110」の利用を。聴覚障害者や言語障害者などは、メールやFAX110番を活用して」と呼びかけた。この呼びかけは日本語のほか英語、中国語、ベトナム語でも行われ、啓発品を配布しながら適正利用を訴えていた。

 同署の鈴木薫・地域課長は「110番通報は警察に一刻も早く現場に駆けつけてほしい時に行うもの。ぜひ適切に利用していただきたい」と話していた。