イベント 草加市

草加/体験で認知症学ぶ 支え合う地域共存目指す

来月 映画やクイズ、作品展示も

 草加市の「共ともに生き、ともに歩もう みんなの認知症展」が9月7日、草加駅前のアコスホールで開かれる。子どもから大人までの幅広い世代に認知症を「自分ごと」として感じてもらうための体験型イベント。

「共ともに生き、ともに歩もう みんなの認知症展」のチラシ


VR(バーチャル・リアリティー)を使った認知症体験は、午前10時30分~午後3時30分、30分間隔で全10回(各回定員5人)。また、39歳で認知症と診断された夫と妻の実話に基づく映画「オレンジ・ランプ」を午後2時から上映する。定員400人。
 そのほか、認知症を学ぶクイズラリー(先着500人、達成による記念品あり)や、認知症や介護予防に関する資料の配布、子どもたちの作品の展示コーナーも。

 VRと映画は事前申し込み制。映画は28日まで、VRは9月5日まで、同市のホームページや同市地域介護課☎922・2862で受け付ける。定員に空きがあれば、当日参加も可能。

 同課では「認知症は誰でもなる可能性がある。支え合う地域共存社会を目指し、一人一人にできることを考えてもらいたい」と話している。