草加市

草加/「能登の障害者に」義援金 ねずみの森合唱団

 草加市内で活動する視覚障害者と晴眼者(視覚障害のない人)の合唱サークル「ねずみの森混声合唱団」の島根芳夫代表と指導者の根津光恵さんが6月27日、草加市役所を訪れ、能登半島地震の被災地への義援金として41万7290円川百合子市長に手渡した。

目録を山川市長(左から2番目)に手渡す島根さんと根津さん(左から3、4人目)


 寄贈式で島根代表と根津さんは、義援金を募ることになった経緯などを話し、「市とネットワークのある石川県輪島市、穴水町の障害者のために利用していただけるとありがたい」と述べた。山川市長は「その気持ちは先方にしっかりと伝え、相談する」と答え、謝辞を述べた。

山川市長と島根代表のツーショット


 義援金は6月16日に草加市文化会館で開催した「第18回定期演奏会ブリリアントコンサート」の会場に募金箱を設置し、来場者らに寄付を募ったもの。
 同合唱団は「楽しく歌おう」をコンセプトに、視覚障害者と晴眼者が練習を重ねている。コンサートは毎回ほぼ満員で、好評を博している。