草加市

草加/未来のなでしこに ちふれの植村選手が指導

女子サッカー教室 瀬崎小で

 草加市サッカー協会(松澤輝雄会長)は6月20日、同市立瀬崎小学校で、「ちふれASエルフェン埼玉」の植村祥子選手(30)を招き、女子サッカー教室「JFAなでしこひろば㏌瀬崎小学校」を行った。

ちふれの植村選手が指導した女子サッカー教室での1コマ

 日本サッカー協会(宮本恒靖会長)が進める女子サッカーの普及活動に応えた体験イベントで、同小5、6年女子の希望者9人が参加した。

 同市サッカー協会の原田美唆夫副会長(68)が準備運動をはじめ進行を務め、植村選手がパスやシュートなどの手本を見せながら、子どもたちを指導して回った。植村選手のシュートがゴールに決まると、児童たちから感嘆の声が上がった。その後、児童対大人のミニゲームが行われ、子どもたちは大いに盛り上がっていた。

子どもたちの前で鋭いシュートを放つ植村選手

 「瀬崎サッカースポーツ少年団」に所属し、草加市サッカー協会所属の唯一の女子チーム「草加アミスタ」の練習会にも参加している5年生の藤掛心晴さん(10)は、「植村選手や6年生と一緒にサッカーが出来て楽しかった。将来はなでしこジャパンに入って、大会などで優勝に導きたい」と話した。

最後は教室参加者全員で記念撮影

 植村選手は藤掛さんの言葉を受け、「そう思ってくれただけで指導したかいがある。練習を続けてもらい、将来、サッカー界を盛り上げてもらいたい」と話していた。

 植村選手は同市立清門小学校の卒業生で、「草加アミスタ」の出身。当時、原田副会長が植村選手にサッカーを教えていたことから、講師に招かれた。