草加で50周年 食生活改善推進員
「草加市食生活改善推進員協議会」の50周年記念式典がこのほど、同市役所第二庁舎内の同市保健センターで行われた。
式典では風間佳津子会長が「これからも地域に根差した健康づくりの担い手として活動を続けていく」とあいさつ。来賓として出席した山川百合子市長は「市の食育に携わってくれたことに感謝する」と謝意を伝え、「自分も同協議会に参加したことで、さまざまなことを学ばせていただいた」と述べた。
この日は永年会員表彰や、日本食生活協会の田中久美子会長による講演「食生活改善推進員は〝二刀流〟」、同市清門近隣の高齢者施設などでハーモニカとギターのボランティア演奏・合唱を行う「清門ド・ルーキーズ」による演奏、50回目の総会なども行われた。
同協議会は1973年、「私たちの健康は私たちの手で~のばそう健康寿命 つなごう郷土の食~」をスローガンに会員34人で設立。一時期は300人を超す会員がいた。現在、会員数は約150人に半減したものの、県内各地の食生活改善推進員より参加人数が多いという。