草加松原ロータリークラブ(山崎秀美会長)と草加シティロータリークラブ(百瀬皓会長)が共同事業としてこのほど、草加市立中央公民館1階ギャラリーで「能登半島地震被災者支援チャリティコンサート」を開催した。
コンサートは百瀬会長が理事長を務め、市内を中心に音楽活動を行うNPO法人「草加ジュニアオーケストラ」が担当。「合唱部」が「君をのせて」「この星に生まれて」「勇気100%」の3曲を、「弦の部」が「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章」(モーツァルト)、「カノン」(パッヘルベル)の2曲を、「管の部」が「RPG」、「ロッキーのテーマ」の2曲を披露。約80人の来場者がその音色に魅了された。会場内には募金箱が設置され、16万円が浄財として集まった。
また、国際奉仕として友好クラブを結んでいる「タイ王国ロータリークラブ」からも45万円の支援金があり、後日、山崎会長や百瀬会長らが浄財と支援金計61万を草加市の山川百合子市長に手渡した。
両クラブを代表し、百瀬会長は「能登半島地震の被災に対し、『タイ王国ロータリークラブ』も同情を寄せてくれた。市の被災者支援基金を通じ、被災者の救済に当ててもらいたい」と話していた。