鳩ヶ谷中の連覇阻止
「第43回東部中学校女子ソフトボール研修大会」(東武よみうり新聞社、草加市スポーツ協会、草加市ソフトボール協会主催、草加市、市教委後援、ナガセケンコー協賛)が3月3日と10日の2日間、草加市の「そうか公園多目的運動広場」で行われ、市内外の19校16チームが参加した。
10日の決勝戦は、越谷市立大袋中学校と川口市立鳩ヶ谷中学校の対戦となった。総合力で勝った大袋中が初回から得点を重ね、連覇を狙う鳩ヶ谷中を引き離した。最終回の四回裏、鳩ヶ谷中が1点を返すも、大袋中が18-1の大差で鳩ヶ谷中を破り、優勝を決めた。
3位は草加市立栄中学校と、同市立新栄中学校・同市立花栗中学校の合同チームだった。
優勝した大袋中の田中彰人監督は「昨年秋の県大会では一回戦で敗退したが、その悔しさがバネになった。苦しい場面でも皆で乗り切るチームワークが育まれたと思う」と振り返り、「中学生から競技を始めた選手ばかり。成長の著しさに驚いている」と話していた。
個人表彰は次の通り(敬称略)。
▽最優秀選手賞=中村彩音(大袋中)
▽優秀選手賞=竹内結衣(鳩ヶ谷中)
▽敢闘賞=手塚麻衣(栄中)、増田絢(新栄中)。