草加市は2月16日、公共施設に愛称を付ける「草加市ネーミングライツ事業」を実施すると発表した。
名称を募集する施設は、「草加市文化会館」(450万円)、「草加市スポーツ健康都市記念体育館」(同)、「草加市民体育館」(200万円)、「工業団地公園野球場」(100万円)、「草加中学校前歩道橋」(40万円)の5施設。金額は1年間の命名権料(市の希望価格)で、これ以外に看板などの表示変更費用や、原状回復費用などが別途必要。契約期間は5年以上、10年未満。
応募期間は4月15日までで、5月に選定結果を通知し、6月に契約締結。7、8月で施設の表示変更(工事)を経て、9月から愛称の使用開始を予定している。
応募資格は個人、法人問わず事業者であること。愛称や命名権料、契約期間、経営の安定性などから選定を行い、決定する。希望者は市ホームページで募集要項を確認の上、所定の様式に必要書類を添付し、郵送または持参で総合政策課まで提出する。
ネーミングライツとは、事業を契約した命名権者が市の公共施設などに企業名や商品名などの愛称を付けることができ、企業名や商品名などの宣伝を行えるもの。支払う命名権料は、施設などの管理運営に役立てられる。
<問い合わせ>草加市総合政策課☎︎922・0749。
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