草加市は5日、能登半島地震で被災した石川県に給水車、支援車各1台と、応急給水活動を担う上下水道部の職員4人の派遣を決め、市役所市長公室で出発式を行った。
日本水道協会埼玉県支部を通じて要請があり、輪島市と志賀町で7日から12日までの6日間、応急給水活動に従事した。
山川百合子市長は「被災地では水道の復旧が遅れている。被災者に寄り添いながら、体調には気をつけて安全に任務を全うしてほしい」と激励した。
三郷市も9日、同協会の要請を受け、輪島市と志賀町に給水車、支援車と職員4人を派遣すると発表した。派遣は2回目。11日に出発し、16日まで被災地での応急給水活動に当たった。出発式で木津雅晟市長は「水は生活に必要不可欠。能登地方の一刻も早い復旧を願っている」と述べ、職員を激励した。