草加市

独自の接種証明書

 草加市の東武スカイツリーライン谷塚駅東側の3つの「瀬崎町会」と「谷塚コリーナ住宅棟自治会」がこのほど、独自の“ワクチンパスポート”を作り、役員ら約30人が身に着けて活動している。

 新型コロナウイルスワクチンの接種済みを公的に証明する「ワクチンパスポート」の自治会版で、チラシの配布やボランティア活動の際などに身に着け、周囲の不安感を払しょくすることを目的としたもの。

 この自治会版ワクチンパスポートは、市から送られてきた「予防接種済証(臨時)」を自治会役員らがワクチン接種を2回受けた後にコピーしたもの。

 同証を名刺大サイズ(縦約14㌢、横約9㌢)のカードホルダーに入れて首から下げ、誰でも一目見ただけで接種済みだとわかるようになっている。

 瀬崎第一町会の浅古八郎会長(77)は「地域活動時に身に着け、周囲に余計な不安を与えないようにと考えた。ボランティアを行う人が周囲に気兼ねなく活動できるようになれば」と話している。