草加市

草加市/リレーマラソンに14チーム51人 バトンつなぎ連帯感育む

リレーマラソンを全力で駆け抜けた参加者
リレーマラソンを全力で駆け抜けた参加者


 初の「リレーマラソンINそうか公園」が10月28日、草加市のそうか公園多目的運動広場と公園内走路で、公益財団法人草加市スポーツ協会の主催で行われ、14チーム計51人が熱戦を繰り広げた。
 この競技は、トラック410メートル、外周825メートル、計1,235メートルを1周としてチームでバトンをつなぎ、制限時間内に走った周回数を競うリレー種目。1チーム2~5人で、誰が何周してもいい。周回数を稼ぐため、1人1周を全力で駆け抜け、次走者にバトンを渡すチームが目立った。
 優勝したのは「チームRTI」と「鬼滅の僕ら」の2チームで、ともに23周(28,405メートル)を記録した。「チームRTI」は会社の同僚で、柴口裕司さん(34)、山﨑忍さん(41)、小木曽貴子さん(42)の3人で参加した。柴口さんは、平均1周4分06秒で回り、優勝に大きく貢献した。終了後は3人で「よかった、楽しかった」と口をそろえた。また、女性4人で参加した「草加JOGS」の宮嵜美奈子さん(62)と田窪みどりさん(56)は「すごく楽しかった。応援がすごかった。応援がなかったら走れなかった。いい汗かいたね」とうれしそうだった。
 最後に仲間と手を取り合ってゴールするチームもあり、連帯感の深まるレースとなった。悪天候のため開始時間が1時間遅れ、制限時間も3時間から2時間に短縮されたが、第1回リレーマラソンは大成功だった。
 終了後はお楽しみ抽選が行われ、当たったチームは栄養ドリンクや栄養補助食などを選んで持ち帰り、ダブルで喜んでいた。