草加市のまちづくり団体「NPO法人今様草加宿」(長谷部健一理事長)が運営する文化観光拠点施設「草加宿 今様本陣」が3日、同市神明1にオープンした。
旧料亭をリノベーションした施設。1階に物産販売コーナー「川の駅そうか村―市場―」があり、地場農産物や東日本大震災被災地の宮城県南三陸町の物産などを常時販売する。2階のレンタルスペース「間貸屋借兵衛」は「芭蕉の間」(収容96人)、「曾良の間」(収容48人)などを4時間単位で貸し出す。
同施設前で草加中学校吹奏楽部のオープニング演奏が行われ、浅井昌志市長や長谷部理事長らにより、くす玉が割られた。開所式では、長谷部理事長が「『住んでよし、来てみて楽しいまちづくり』を理念に、地域住民、観光客、全ての人に愛される施設にしたい」とあいさつ。浅井市長は「多くの人が楽しめる観光拠点、草加を象徴する場所として、皆で盛り上げていきたい」と祝辞を述べた。
11月6日には創作和食の店もオープンする予定。
<問い合わせ>NPO法人今様草加宿048・969・4731。