草加市

草加市/ディスコ草加に300人 老若男女がフィーバー

ディスコ草加で踊る人たち
ディスコ草加で踊る人たち


 草加の街おこしイベントの一つ「DISCO Soka City Premium Night(ディスコ草加シティ・プレミアム・ナイト)」が1日、草加駅東口の草加アコスホール(イトーヨーカドー草加店7階)で開催され、300人以上が来場する盛況ぶりだった。
 アコス専門店会が主催、草加市、東武よみうり新聞社などが後援した。
 往年のディスコ復活に草加市が沸いた。DJ OSSHY(本名・押阪雅彦)さんら6人のDJが1970、80年のポップスから洋楽、邦楽を織り交ぜ、ダンスを盛り上げた。
 82年から41年間、DJを続けているDJ OSSHYさんは「踊ることが若者の特権だった時代は終わった。今は家族と盆踊り感覚で踊る時代」と話す。この10年間、親子や家族でディスコを楽しむ人が右肩上がりに増えているというのだ。2003年に親子ファミリーディスコを行った時、手応えを感じたという。
 今回は、車椅子ユーザーを招待した。年齢、男女、障害の有無に関係なく、安心安全健康、みんな一体がイベントのテーマだ。この日も、老若男女が入り乱れてのディスコとなり、来場者を楽しませていた。
 中でも多かったのは50~60歳代で、子育てが一段落した人に人気があったようだ。3人で訪れた50代女性は「子育てが落ち着いたからたまに来ている。自分の時間を楽しんでいる」とうれしそうに笑った。40歳女性は「婚活をしていてデビューした。今は婚活そっちのけで踊っています」。元竹の子族の金太さん(55)は、61歳の飲み仲間の主婦と一緒に来場。「六本木によく行っています」とノリノリだった。
 このイベントは、2018、19 年に開催したが、コロナ禍で2回中止となり、昨年復活した。