草加市

草加市/地域つなぐ演奏会 獨協大に住民ら200人

クラブ活動の魅力を発信

 獨協大学の施設「コミュニティスクエア」(草加市松原)で5日と7日、同大の古典ギター部とマンドリンクラブによる「ランチタイムコンサート」が行われ、近隣住民ら約200人の来場者でにぎわった。4月に新装した同施設の開所を祝い、学生の課外活動を主体とする学友会本部と文化会本部が主催した。

 5日は古典ギター部の部長、横道善さん(外国語学部3年)ら2人がアニメや映画、ミュージカルなどの主題歌を中心に演奏。「地域とのつながりを感じられる、有意義な演奏会だった」と横道さん。

 7日は大嶋洋輝さん(経済学部3年)らマンドリンクラブの8人が登場。演奏した4曲でそれぞれ奏者や楽器編成を変えるなど趣向を凝らした。「地域住民との交流や新入生の発表会の場になる貴重な機会。大学やクラブ活動の魅力を発信していきたい」と部長の大嶋さんは話す。

冒頭で挨拶する学友会委員長(獨協大提供)

 草加松原団地自治会の小林光雄事務局長は「コンフォール松原(旧松原団地)に住む住民はこんな機会を待ち望んでいた」と喜んでいた。
 同施設は3月竣工。同大正門北方約200㍍に、活用の自由度が高い第2のキャンパスとして誕生した。