草加市の「市民体育祭・第42回体力祭」がこのほど、市スポーツ健康都市記念体育館で行われ、約700人が参加した。同市在住、在勤の人を対象に、腕立て伏せなどの運動適正テスト3種目を行い、体力向上につなげることが目的。
体力祭には、野球、バスケットボール、サッカー、空手、体操などのスポーツ少年団の団員や一般市民ら約700人が参加。運動適正テスト後は、レクリエーションとして、70個の玉を入れてタイムを競うアンカー玉入れや、子ども6人と大人1人のチームによるリレーなどが行われた。今年は4年ぶりにコロナ禍による制約のない大会となり、会場は最後まで盛り上がっていた。
「草加市スポーツ少年団」は2004年からアルミ缶のプルタブを集めて車いすを購入し、希望団体に贈る活動をしている。今回、新たに市内の病院「草加整形外科内科」と生活介護施設「榮光の家」の2団体にそれぞれ車いすを寄贈し、運動適正テスト前に贈呈式が行われた。
大会会長を務めた草加市スポーツ少年団の大野美江子本部長は「子どもたちの体力向上や健康増進、健やかな成長を目的に今後も続けていく」と意欲を示していた。