新ほたリウム あす改修オープン
東武動物公園(東武レジャー企画。埼玉県宮代町。石附栄一社長)は20日、ホタル(ヘイケボタル)の光を通年で観賞できる施設｢ほたリウム｣をリニューアルオープンする。
｢ほたリウム｣は2004年、世界初の劇場型ホタル観賞空間としてオープン。ホタルが産卵する陸地と、幼虫が生活する水場を再現し、約100匹のホタルの淡い光を楽しむことができる。施設内では、卵、さなぎ、幼虫を合わせて約1万匹を飼育し、年間を通して羽化させている。
リニューアルでは、展示する大型水槽を従来の四角柱から円柱に替えることで、ホタルが角に集まらず分散し、水槽内を飛び回る姿を見ることができるようにした。座席も扇形に配置し、ホタルの光がより見やすくなった。また、ホタルとともに生息するアカハライモリやニホンイシガメなど水辺の生き物10種を展示し、ホタルが暮らすために必要な環境を学ぶコーナーも新設する。さらにエントランスでは、ホタルに関する情報をクイズ形式で出題している。
20日正午からのセレモニーでは、数量限定のお祝いアイテムのクラッカーとオリジナルグッズの虫メガネをプレゼントする。また、23、24の両日午前11時から約30分間、ほたリウム前で｢水辺の生き物〇×クイズ｣を実施し、最後まで正解し続けた20人に記念品をプレゼントするなどの企画を用意している。
新ほたリウムの料金は500円(のりもの券5枚、アトラクションパス、トッピー倶楽部)。所要時間約15分。定員31人。小学生から一人で利用できる。幼稚園までは中学生以上の付き添い(有料)が必要。
同園の入園料は大人1900円、中高生1600円、小人(3歳～小学生)900円。開園時間は午前10時～午後4時30分、20日からは午前9時30分〜午後5時30分。30日から再び変わる。東武スカイツリーライン｢東武動物公園｣駅西口徒歩10分。
＜問い合わせ＞東武レジャー企画☎︎0480･93･1200。