高校生が税務署とコラボ
春日部税務署(田中厚署長)は1月20日、同市下柳のイオンモール春日部1階藤の広場で、県立杉戸高校(松本剛明校長)とコラボして、「自宅e―Tax・スマホ申告」「マイナポータルとの連携」をPRした。
昨年、「租税教室」を受けていた同校に税務署が提案。吹奏楽部や書道部の発表の場を広げようとしていた同校が引き受けた。今年で2回目の開催。
この日は「書道パフォーマンス」ライブを開催。吹奏楽部27人による生演奏に合わせて、書道部5人が「自宅やオフィスで並ばず確定申告 スキマ時間にスマホ申告 マイナンバーカード×e―Taxで完結」などの文字を大書した。書道部部長の2年生、鎌田莉央さん(17)は「高校生になると働く人がいる年齢。税の勉強は大事だと思った」と話していた。
会場には、漫画・アニメ「らき☆すた」の「柊ひいらぎかがみ」と国税庁e―Taxのキャラクター「イータくん」も参加し、親子連れらを楽しませていた。田中署長は「税務署に行って確定申告すると2時間待つこともある。自宅で簡単便利に申告してもらえたら」と話していた。
一方、春日部郵便局(清水真人局長)で23日、郵便局の車両に「スマホ×確定申告 スマート申告しませんか」と呼びかけるステッカーを貼るセレモニーが行われた。「郵便局の車は市内をくまなく回っているので、目につき、PRになる」(田中署長)と同税務署が協力を求めたもの。同郵便局をはじめ市内のすべての郵便局の全車両、4輪車27台、バイク139台、計166台の赤い車両にステッカーが貼られた。清水局長は「地域の課題があればお手伝いしたい。地域のお役に立てるのなら」と話していた。