三郷市消防本部(山本浩文消防長、同市中央)で4月16日、「三郷市少年消防クラブ入団式」が行われ、関係者ら約70人が出席した。
今回、入団したメンバーは、新たに5、6年生に進級した小学生25人。同団は2011年4月の発足以来、初期消火訓練や応急手当などの消防基本訓練、消防体験学習や宿泊研修、全国少年消防クラブ交流大会への出場など、さまざまな活動を行っている。
式典では、木津雅晟市長が新入団員一人一人に「入団おめでとう、頑張ってね」と声をかけ、少年消防手帳とクラブ員章を交付。「団員としての誇りを持ち、今後の活動を頑張ってもらいたい」と激励した。
入団生の遠藤世渚(せな)さん(10)(彦糸小5年)は「お父さんに勧められたのと、地域や人の役に立ちたいと思った。訓練なども休まずに頑張りたい」と話した。卒団生の五十嵐正義(せいぎ)さん(18)(国学院大経済学部経済学科1年)は「消防クラブで育てられたことが大学選びなど進路にも大きく関わっている。卒業後は大学で学んだことを地域に落とし込み、市に恩返しをしたい」と力強く話した。
現在、同クラブには104人が在籍している。
三郷市/小学生25人が入団 三郷市少年消防クラブ