三郷市早稲田の同市文化会館で8日、「令和5年消防出初式」が行われた。一昨年はコロナ禍で中止。今年は昨年に続いて規模を縮小して実施された。
出初式では、消防署や消防団の車両の市長観閲と式典が行われた。
式典で木津雅晟市長は、「火災や災害に対する備えはますます重要。消防団機械器具置き場の建て替えを順次行うとともに、前川中学校近くに防災とコミュニティー機能を備えた施設の整備を進めている」と述べ、「さらに安心・安全で住みよいまちを目指して消防力や災害対応力の強化を図っていく」と訓示した。
また、浅香一雄消防長は消防職員や消防団員に対し、「市民からの信頼と負託に応えられるよう気を引き締め、さらなる日々の研さんを」と呼びかけた。
式典の最後は恒例の一斉放水や、はしご車から「火の用心」の垂れ幕掲示が行われ、来場者らはしきりに写真を撮っていた。