来年春の開通に向けて整備が進む「(仮称)三郷流山橋」でこのほど、お絵描き体験イベントが実施された。
事業者である県道路公社(田中勉理事長、本社・さいたま市)の協力のもと、再来年4月に学校統合が予定されている、近隣の前間小、後谷小の4年生計53人が参加した。児童らは、同市のマスコットキャラクター「かいちゃん&つぶちゃん」の下絵に目を塗り、フリースペースに自由に手形をつけて楽しんでいた。
前間小4年の斉藤裕貴君(10)は「橋の上にお絵描きをする貴重な体験ができて楽しかった」と話し、後谷小4年の斉藤慶二郎君(9)は「違う小学校の子と一緒で緊張したが、やってみると楽しく、不安もいつの間にかなくなっていた」と言い、2人は「2年後に後谷小がなくなる予定で悲しいが、統合するのが楽しみになった」と笑顔を見せていた。