三郷市は性的少数者のカップルに対する「パートナーシップ宣誓制度」を9月1日から開始する。
戸籍上の性別にとらわれず、お互いを人生のパートナーとして協力し合い、生活を共にすると約束したカップルが、パートナーシップ宣誓すると、市が「宣誓証明書」と「宣誓証明カード」を交付するもの。
カップルが市に必要書類などを提出し、「パートナーシップの関係にある」と宣誓すると、おおむね1週間から10日程度を目安に宣誓証明書(A4判サイズ)や宣誓証明カード(名刺サイズ)が交付される。
対象者は①2人が成年(満20歳以上)に達している②2人が市内に在住、もしくは、一方が市内に在住し、もう一方が宣誓から1か月以内に市内に転入する予定している③2人に配偶者、もしくは他のパートナーがいない④互いに近親者ではない――に当てはまる人。
必要書類は同市ホームページなどに記載されているほか、証明書などの交付を郵送で希望する場合には440切手が必要となる。
<問い合わせ>三郷市人権・男女共同参画課 ☎930・7751。