三郷市

三郷子ども司書11期生養成講座に27人

養成講座開講式で抱負を述べる、こども司書11期生

 三郷市教育委員会は16日、「第11期子ども司書養成講座」の開講式を市立ピアラシティ交流センター(同市泉)で開いた。今回は市内小学6年生27人が受講する。

 開講式では、受講生に市の公式マスコットキャラクター「かいちゃん&つぶちゃん」のイラスト入りの緑色のエプロンが配布された。初めに受講生が、一人ひとり自己紹介し、「本の楽しさをみんなに広げたい」「将来、本に関わる仕事がしたいので司書の仕事を知りたい」などと抱負を語った。

 有田るみこ教育長は「今回で子ども司書は326人を数える。読書活動をけん引する読書リーダーになってください」と激励した。

 8期生の林飛鳥さん(15)(彦成中3年)が先輩として、「子ども司書は市内の読書活動やいろいろな人と関わることができるのが魅力。一緒に活動できることを楽しみにしています」と歓迎の言葉を述べた。

 講座は全6回。夏休み中は図書館の歴史、読み聞かせの仕方や、本の選び方などの集中講座を行い、市内の児童センターで幼児向けに読み聞かせの実習を行う。また、お薦め本の紹介作文、POP(絵やイラストなどによる宣伝広告)作成などもある。閉講式は12月10日の予定。