国土交通省の「日本風景街道」に登録されている、「日本風景街道298三郷」(東京外環自動車道=外環道=三郷インター~矢切インターの下を走る国道298号線)の“ビューポイント”(眺めのよい場所)に指定される「県営みさと公園」(三郷市高州3丁目)でこのほど、ネモフィラの苗の植え付けが行われた。
ネモフィラは、同公園を運営する公益財団法人「埼玉県公園緑地協会」(江副弘隆・代表理事)が500株を購入。「外かん三郷地区花と緑の協議会」(木津雅晟市長)と連携して、同風景街道を守り続けているNPO法人「ふるさと街づくり推進協議会」(大井巳喜彦・代表理事)のメンバーらが植え付けた。
同街づくり推進協議会は、ネモフィラのほか、同公園の花壇7か所や、同風景街道の花壇17か所などにチューリップ1000球、カサブランカ500球を植え、近隣を利用する人々の目を楽しませている。きれいに整備された花壇に美しい花が咲いていることで、“ごみのぽい捨て”抑制にも一役買っている。
同街づくり推進協議会の大井代表理事(80)「花を見て、コロナ禍ですさんだ心を癒やしてもらいたい。ごみのぽい捨てを抑制し、少しでもきれいな街を実現したい」と話していた。