三郷市

三郷彦成の複合施設、児童が命名

 三郷市はこのほど、市内彦成3丁目に建設中の「多世代交流複合施設」名称を「同市立希望の郷交流センター」と決めた。
 同施設は、北公民館・北児童館の跡地に建設中で鉄筋コンクリート造2階建て。延べ床面積約1900平方㍍。交流・多目的スペースや児童館、会議室、温浴室などがあり、約40平方㍍の防災備蓄倉庫も建設される。完成は来年1月末を予定している。総工費は約11億6900万円。

市立瑞木小6年生児童が命名、「希望の郷交流センター」に決定

 市が昨年秋、周辺の小学校5校の6年生から、名称を募集したところ、114件の応募があった。審査の結果、市立瑞木小6年の口田優希君(12)、栃山維吹君(同)、野田陽斗君(同)、斎藤碧生君(同)の4人が、「希望あふれるまちになってほしい」との願いを込めて考えた「三郷市立希望の郷交流センター」に決めたもの。
 4人は休み時間にサッカーで遊ぶ仲の良いメンバーで、三郷の「郷」の字を使うことを前提に候補を出し合ったという。同市市民活動支援課は「設置目的や人々の記憶に残り、まちのイメージアップになるかを考慮して決めた」としている。4人は「後世に残る名前を付けることができてうれしい」と喜んでいた。